【アメリカンスナイパー】

2015年日本公開

【アメリカンスナイパー】

 

イラク戦争に4度従事した「シールズ」の狙撃手クリス・カイル氏の実話。

 

戦争における、

さまざまな影響を、それぞれの視点で描かれています。

 

国のため、仲間を守るために、

女の人だろうと、子供だろうとも、狙撃するクリスの気持ち。

 

クリスを戦場に送り出し、帰りを待つ妻や子供の気持ち。

 

クリスの狙撃により、自分の命を救われたり、

戦争の犠牲により、様々な障害を持ってしまった元軍人。

 

また敵国ながらも、同じ狙撃手として、

自分の仲間たちを攻撃する、元オリンピック選手。

 

米国の軍人に情報を漏らしたことで、

処罰をうけるイラクの住人。

 

簡単に言葉で表せないほど、辛く哀しく、

どこにいても、銃声が聞こえ、

気が休まることもなく、

常に緊張し、頭から離れない。

体は家族の元に戻ってきても、

心は戻ってこない。

 

まさに想像以上に心の中は、

いろんなものが崩れてしまっていくんでしょうね。

アメリカンスナイパー2

元々9・11のアメリカ同時多発テロをきっかけに、

イラク戦争となり、その戦争に従事したクリス。

テロを計画したとされる人物を狙撃する目的ではあったが、

仲間のために、母国にいる家族のために戦う姿は、

素晴らしいと思う反面、

経験したものだけにしかわからない暗い闇がやってきて、

トンネルからなかなか抜け出せずにいて、

ある意味人間の心をなくしていたのだから、

戦争は、あるべきものではないのです。

 

でも、家族と過ごす時間が増え、

次第に心も安らぎ、クリス自身も温かい家族と一緒に、

楽しい時間を過ごしていけるようになったんですよね。

 

なのに、突然の悲劇が、

クリス一家に襲い掛かるのです。

 

自分を犠牲にしてまで、

一生懸命、守るべきものを守ってきたのに・・・

 

でもでも、たくさんの人に見守ってもらって、

クリスは幸せに違いないと思いました。

 

これ、実話なんですよね。

 

クリント・イーストウッド監督ならでは、

本年度アカデミー賞多数受賞された作品です。

 

2015年日本公開

原作 クリス・カイル

監督 クリント・イーストウッド

出演 ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー